第1章

16/75
前へ
/98ページ
次へ
学校についてからの優斗の顔は普段と変わらなかった。 「お前……もう平気なのか?」 達也はこっそり耳打ちをした。 「あぁ、問題ねぇ。」 優斗は笑っていたが達也は無理に笑っている事に気づいていた。 「わりぃ、ちょっとトイレ行ってくるわ。」 「おぉ、分かった。」 達也はおそらくトイレには向かわないであろう優斗の肩を1回叩いた。
/98ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加