第1章

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「ホント優斗くんの事好きだねぇ。」 勇太は半ば呆れていた。 「だってテニスの試合の時すっごく優しくしてくれたもの。 それに顔もカッコいいし、テニス強いし。」 奈緒は目を輝かせながら語る。 「まぁ優斗くんが優しいのもカッコいいのも確かだし御倉高の2番手だから強いのも当たり前だけどさ。」 勇太は笑いながら言った。 「で、さっきの電話! 優斗くんだったの?」 奈緒は真剣な顔で聞く。
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