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俺は常々思うことがある。
この世界で最も〔きつい〕物理攻撃は何だ？という、30代後半のいい歳こいた大人が考えるには、余りに馬鹿げた疑問だ。
だがここは一興、俺の見解を述べてみたい。
『痛い』のは確かに〔きつい〕と思う。
銃で打たれたり、ﾅｲﾌで刺されたり…。
ひどければ死に至るのも分かる。
しかし、あまりに現実離れしているせいか、いまいち〔きつさ〕がよく分からない。
そこで、『痛い』とは別の〔きつさ〕が無いか考察してみる。
『くすぐったい』…これはどうか。
全身拘束された状態で、無数の敵にくすぐられる光景を想像すると……😱
これは極めて〔きつい〕攻撃と言える。
『かゆい』は？
敵に、はがい締めにされた状態で、全身に〈とろろ〉を塗りたくられるのを想像。
5分後……痒さで発狂😱
これもかなり〔きつい〕と太鼓判。
そして……
『くさい』の検討。
ｶﾞｽﾏｽｸをした100人の兵士達。
対する俺の顔を覆う武装はない。
気がつけば出入口は塞がれ、完全な密室と化したこの小ﾎｰﾙ。
敵の隊長らしき男がﾏｽｸ越しにこう叫ぶ。
「ｶﾎﾟよ、我々はこの作戦の直前に、焼肉と餃子と焼きﾆﾝﾆｸ大盛りを食している。これが何を意味するか、お前に分かるかな？」
身構える俺。
と、突然100人の兵士全員が、ｽﾞﾎﾞﾝを下ろして一斉に尻をこちらに向ける。
隊長の右手が弧を描く。
次の瞬間…
…
💥ﾌﾞｰ､ﾌﾞﾘ､ｽｰ､ﾊﾞﾌｯ､ﾋﾞｰ､ﾌﾟｰ､ﾋﾞﾘｯ､ﾌﾟﾘｯ､ﾊﾞﾋﾟｯ……💥
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結論……『くさい』は最凶😱😱😱
間違いなし‼
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