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人は生きている限り、いくつかの選択を迫られる時がある。
その時其処にあるのはその選択肢の数だけの運命の糸。
その糸はそれぞれ色が違っており、同じ物は無い。
選ぶのは自分。そして選んだ選択肢を進んで行く。見えない運命の糸を持って。
糸は選択を迫られる度にどんどん増えていく。そしてその糸で織物が編まれていく。
どんな織物が出来るかは、その人の生が終わるまで分からない。
その織物はその人の生きてきた道程、思い、証…全て。
それは運命の織物。
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