雨の章~紅~

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動く力も出ないし、動こうとする気力すら湧かない。 このまま死んでも、誰かに殺されてもどちらでも一緒だ。 瞼がどんどんと落ちてくる。 視界が暗闇に包まれる直前に俺の目に映ったのは、月の光の様な金色だった。  
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