🚩歴史解説

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  1⃣ ◆ラップランド戦争 1939年11月30日 第二次世界大戦の勃発から3ヶ月目にあたるこの日、ソビエト連邦はフィンランドに対して侵略戦争を開始した。 冬戦争(Talvisota)と呼ばれたこれは、1940年3月に講和条約を結び、一応の終結を迎える。 しかし 1940年8月、国家の独立を守る為にフィンランドはドイツと密約を結び、それにより、連合国側から枢軸国とみなされてしまう。 1941年6月22日、ドイツがフィンランド領内からソ連軍への攻撃を開始すると、ソ連はフィンランド領内で空爆を行った。 その為、同年6月26日、フィンランドはソ連に対して宣戦を布告、ドイツとは同盟関係にないことを再三強調し、これは冬戦争の継続であるとして継続戦争(Jatkosota)が始まった。 そして 1944年9月19日─── モスクワ休戦協定締結。 フィンランド軍は敗北する。 この協定にはドイツ軍のフィンランド領からの完全撤退という要求が含まれていた。 その為 フィンランド最北のラップランドにて、フィンランドとドイツの戦争が開始される事になる。  
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