シャープペン

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《銀太や悠一郎はともかく、まゆかがこんな喋りやすいと思ってなかった♪》 それどころか、悠一郎との毎日のやりとりが周りの私の印象をかえた。 元々あまり人と話すほうじゃないし、話さないからあんまり笑わないし、休み時間も本読んだり生徒会会長もやってるから周りにしたら、近寄りがたい存在だったみたい。 実際に周りからは 【氷壁の新條】って言われてた。文字どうり【氷のように冷たくて壁がある】なんだって。 周りが勝手に思ってただけなんだけどね。
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