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それが、悠一郎と同じクラスになって毎日話すようになったら、周りに人が集まるようになった。
私自身も変わったのかもしれない。
《私が面白いんじゃなくてコイツらが馬鹿なだけよ。》
頭を押える二人を横目に肩をすくめわざとらしい溜め息を吐く。
《そんなこと言いながら、優しいまゆかが大好きだぜv》
席につき、私の方を向くとニッと笑い人差し指を立てる。
《馬鹿なことばっかりいってるから成績悪いのよ。》
チラッと見ながら話すと、ちぇ…嘘じゃねぇのに…といいながら頭をかく悠一郎に差し出したシャープペン。
多分…私は今までで一番優しい顔を悠一郎に向けていただろう。
《学期最後のテスト…私に勝ったら、さっきの言葉信じてあげなくはないけど…勝負する?》
目を開き驚く悠一郎。だけど、次の瞬間…ニッと笑い、シャープペンを受け取る。
《俺の本気…見せてやるから楽しみにしてろよ♪》
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