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『薫…おはよ』
病室のベットに寝ている彼に
笑顔で話しかけた
『お前それ笑ってんの?』
笑いながら彼に
言われちゃいました
人の気持ちも知らないでこの
ばかやろうめと思いながら
ベットの横にあった
椅子に座りました
『…ごめんな…』
彼はうつむきながら
そう呟いた
『なにが?』
『いや…なんてゆぅか…
ほら…俺こんなんになっちまったし…
お前とした約束…まもって
やれねぇかもって…』
彼は申し訳なさそうに
頭をかきながら私をみた
バカじゃないの
今はそんなことより
自分のこと心配しなさいよっ!!
とわ言えず…
『いいよ…』
と私は小さく呟いた
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