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「あっ!!おはよー竜くん!!!聡もおはよー!!」 はっ!? なんだこのお約束みたいな流れは!!?? 「はいはい、おはよー金髪ぱっつんキノコ。おはよー雅くん。」 うわっ!!竜郎!!笑顔で顔をのぞきこむな!! 顔に血が集まるのがわかる。 「ちょっと!!僕はキノコじゃないよ!!」 「「いやお前はキノコだろ。」」 竜郎と聡がハモってる。 確かに俺もそー思うけど。 幼なじみの祐輔の髪はは金髪ぱっつんキノコ型だ。 昔は普通の髪型だったのにな……。 なんでも高校デビューがしたかったらしい。 じゃなくて!! 「竜くんと聡も遅刻?」 「おー竜郎が寝坊してよー。」 「ちげーよ!!聡がくんのがおせーんだよ!!俺が学校遅刻しないよーに起こすのがおめーの役目だろ!!」 「「でたっ俺様っ!!」」 今度は祐輔と聡がハモってる。 確かに竜郎の性格は俺様だよなー。 身長は180センチ以上、スタイルも細身でいいから余計に俺様オーラを助長してんだよな。 俺は小さいから並ぶと15センチくらい差ができるんだよな。 っじゃなくてー!!!! 「俺悪くない!!ちゃんと呼びに行ってるから俺エライ!!!」 「うっせぇバカ鼻!!」 竜郎が叫ぶ。 わりぃ聡。 お前の特徴ピンポイントで当てられてるからなんもフォローできねぇ。 いや!!お前の良いとこは顔だ!!その喋らなければホストになれるぞ!! って喋れなきゃムリか……。 っっじゃなくて!!
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