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顔を洗って、歯を磨いて、鏡を見てチェックよし。
祐輔が待ってると思い急いで洗面所の扉を開けると…
「おばさんこの紅茶おいしーですね!!クッキーも最高!!」
「嬉しいわー。そのクッキーあたしが焼いたのよ。」
そこは優雅なティーパーティ………
っておい!!
「祐輔おまたせ!!学校行くぞ!!」
「雅くんも紅茶飲まないー?おばさんが焼いたクッキーまじ美味しいよー!」
「そうよ雅昭。雅昭甘いものも紅茶も大好きでしょ?」
大好きだけれども!!
おかしいと思うのは俺だけか!?
俺が間違ってんのか!?
「もう8時10分じゃねーか!!そんな暇ねーよ!!祐輔も早く行くぞ!!行かねーなら置いてくかんな!!」
玄関を開け祐輔を置いていくように走り去る。
こうでもしなきゃ学校に遅刻するどころか行けなくなるだろう。
「えぇー待ってよー!!行くから!!おばさん、ごちそうさまでした!!行ってきます!!」
「行ってらっしゃーい。祐輔くん雅昭のことお願いねー。」
「はぁーい!!」
お願いされんのは俺の方だろ!!!
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