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「はぁ…っ…はぁ…っ……待ってよ雅くーん…」 只今8時20分。 ちょっとでも気を抜いたら8時30には学校につけない。 イコール遅刻。 「別に遅刻したっていいぢゃーん!!」 祐輔の声が響く。 そんなの俺はシカトで走る。 煙草を吸っているせいで体力がないのに、会話なんか出来るはずがない。 「返事してよ―!!」 祐輔も煙草吸ってんのにタフだよなー。 なんて考えながら必死で走る。 「なんで雅くん遅刻いやなのー?……あっわかった!!竜くんに逢う時間が減るからだ!!」 はっ!!!???  
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