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「どうしたんだよ!?どっか具合でも悪いのか??」
葎は慌てた様子で、そっとアタシに毛布を掛けてくれた。
ふわっ
肩に掛けられた毛布からは葎の匂いがして、アタシは更に泣き出した。
「っ…ぅっ…ごめんね…」
気付いたら、何故かアタシは葎に謝っていた。
「何がごめんだよ?」
葎は状況が飲み込めていないと言わんばかりに、顔をしかめた。
「ごめん…っ…もぅ…終わりにしよ…?」
アタシはやっと聞き取れるくらいのか細い声で言った。
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