幼なじみ

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デートの翌日。 美世が先生に呼び出しをくらっている時を狙って、俺は美世と一番仲のいい美香子に話しかけた。 「美世と藤森先輩って、ぶっちゃけどうなってんの?」 俺は前振りなしで単刀直入に聞いた。 「へっ??」 突然投げかけられた予想外の質問に、美香子は驚きを隠せない様子だった。 「い・・・言ってる意味がよく分からないな?葎クン・・・」 ったく。 嘘が下手くそだな。 俺は冷めたような眼差しで美香子を見た。 「俺、知ってるよ?美世が藤森先輩と連絡取ってること」 確信は無かったが、こうでも言わないと美香子は俺の質問をはぐらかしそうだったので俺は自信有り気な態度で言い放った。
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