幼なじみ

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週末。 俺は暇だったので、友達2人を誘って遊びに行った。 電車で2駅の場所にある、街では結構大きなショッピングモール。 「なぁ~・・・来たのはいいけど、何して遊ぶか?」 ダチの1人・裕也が俺に話しかけてきた。 「特にねぇな」 「はっ!?誘った張本人がソレかよ!!(笑)」 俺はそいつに頭を小突かれた。 「でも、まっ・・・週末だからっていってもさ?いつもよりカップルが多いような気ぃする」 もう1人のダチ・翔平が周りを見回しながら呟いた。 「おぃっ!!そーゆぅコトゆ~なっ!!余計寂しくなるじゃん!?俺ら~」 裕也は大げさに嘘泣きを始めた。 はぁ・・・。 コイツは相変わらずテンション高ぇな、オイ。 「俺らって言葉は訂正しろよ?俺はちゃんと女いるからさ。あっ、あと葎も」 裕也の嘘泣き?をスルーしながら、翔平はサラッと禁句を放った。 「うわっ!!何その台詞!?自慢ですか?自分はモテてますって自慢したいんですか??コノヤロー!!!!」 裕也は何故か俺の腕を掴んでブンブン振り回しながら叫びだした。 オイオイ。 みんな変な目でみてるぞ?(笑) ってか腕痛ぇからいい加減放せよ(怒)。
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