82人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ
「今日の依頼はこんなとこかよ・・・。さっさと終わらせますか。」
そこには黒色に赤で模様のあるローブを着た15才ぐらいの男が立っていた。
男が魔物を探しているとどこからか声が聞こえた。
「た・・・て! たすけて!」
「なんか聞こえるな。見に行ってみるか。」
男が声の聞こえる方へ行くと村人が魔物に襲われていた。その魔物は討伐依頼のキメラだった。
男は刀を出し空を切った。
するとキメラは突然消えた。
「ありがとうごさいます。名前を教えてくださいませんか?」
「名乗るほどでもないさ。それとこれからは気をつけろよ。」
男はそう言うとどこかに消えてしまった。
しかし男は気づいていた。
あの男が黒焔の覇者だということを。
最初のコメントを投稿しよう!