*第一章*

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「ありすまたね♪」 「うんまたね」 他愛無い話が終われば友人と別れる。 街角の右と左に別れて。 ありすは家に帰る前に寄り道をした。 (本屋に行かないと…) あと可愛い雑貨屋さんに、と思考を巡らせる。 そして軽い足取りで本屋と雑貨屋に寄れば、目当てな物を買って再び家路の帰路まで歩く。 (だいぶ遅くなったな…) 早く帰らないと 両親が心配する。 早歩きになりながら家路の帰路を歩く。 しかし (あ、あれ…) 此処はさっきも通った道のような気がするのは気のせい? 気のせいだといい聞かせてまた歩く。 しかし何度も何度も、先程友人と別れた道に着いてしまう。 「どう…して?」 何故こんな事が? 不自然過ぎる現象にありすは足を止めた。
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