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君の心の傷は
今もまだ癒えないまま
今日も現実から瞳を逸らす
時計の針を戻してみても
忘れられない
想い出ばかりが蘇る
汚れのない姿には
もう戻れないの?
独りが寂しく
月夜に紛れてみても
貴女と違う体温が
余計に虚しくて
孤独から抜け出せない
まさかの別れ話に
ただ立ち尽くし
涙に隠れて霞んでいく景色は
遠ざかる夢か幻か…
輝きを失った宝石を眺め
涙が涸れるまで佇んだ
今も愛している…
降り注ぐ真っ白な雪は
掌に冷たい感触を残して
哀しみを溶かして消えた
君の過去の傷は
今もまだ消せないけど
明日に映る景色は違うから
痛みは昨日に預けたままで
希望の未来へ共に歩こう
君と僕の幸せは
きっとここから始まる
手を繋ぎ抱き合い誓う
終わる事のない遥かな Story
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