スベテノハジマリ

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目が覚めるとそこは… 見慣れた天井だった。 純の家だった。 正確にいえば父、母、妹、純で住んでいた家だ。 しかしある日を境に純しかいなくなっていた。 父、母、妹は交通事故によりこの世を去った。 トラックの追突による事故… その日純は学校の補習だったため命拾いをした。 そんな事を考えてる内に授業開始まで5分を切ったため純は家を出てバイクにまたがり学校へ向かった。 写真立てを下向けて…。
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