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残された道
「あ~あどうなっちまうんだろ。」
やっぱりため息がでる。帰る場所がないということはいわゆるホームレスというわけである。
俺の家には貯金がない,さらに家賃を滞納しているためと考えると帰る場所なんてものはない。
ただ借金は作らない親だったので、というか滞納してる時点で借金抱えているけど…
って暗い話はもうやめにしよう。
でもどうしよう。ブランコで揺られながら一夜を過ごすなんてな~。
「そうだ,旅にでよう。
どうせ死ぬならいっそどっかいってなんか見て死にたいな~。
っていうか残された道はこれしかないんだ。」
こうして陽鷹の旅は始まった。
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