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急いで出口のある3階へと昇る階段目指して走っていくと、階段から制服を着た人達が大量に降りてきた。警察だ。
警官達は、俺達や他にも部屋から出てきた人達を見つけると、警察の集団の中心の方へと目を向けた。視線の先には一人だけサングラスをかけ、髭を生やし、明らかに他の警官とは違ったオーラを出している怖もての男がいた。おそらくこの警官達のリーダーだろう。
彼は警棒で自分の首もとをかっ切るジェスチャーをしながら、他の警官達に
「しょっぴけ」
と命令した。
どうやら警察は、俺達を捕まえ、殺すか、監禁するかして、この風俗店の存在を闇に葬るつもりらしい。
命令を受けた警官達が一斉に俺達に向かって走り始めた。
俺は必死に逃げた。だが逃げても逃げても、次から次に追いかけてくる警官達。
ヤッベー、怖え!スッゲー怖え!!!!
目が覚めた。
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