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―中学三年の始めの頃―
茜「凜~!」
私は川原 凜。中学三年、十五才。
私は心友の佐々木 茜に呼ばれ振り返った。
すると…
バシッ
いきなり叩かれた。
凜「…はぃ!?」
茜「凜、鬼!」
凜「…は?うち鬼じゃないし。鬼ほど怖くないし!」
私は意味がわからず、意味不明な事を言っていた。
茜「違うから!2人で鬼ごっこするの!」
…あー、そう言う事ですか。茜の言っていることがわからなかった私も私だけど、茜の説明も短すぎない?
凜「そう言う事かぁ~!いいよ~」
突っ込みたいところは山ほどあるけど、とりあえずOKしてしまった自分。
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