始まり

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夏も終わりに近づいた、暑い昼下がりのころ 渥美明幸は暇な一日だらだら過ごしていた 友達はほとんど、仕事や学校で今家にいないのだ アキユキ「はぁ~、暇だぁ~」 やる気のない声をだす ~♪~♪~♪~♪~ そのとき、携帯がなった 待っていましたと言わんばかりに携帯に跳びついた アキユキ『もしもし、どうした?』 ??『おい、今暇け?』 電話は、友達の森重からだった アキユキ『う~ん……暇かな』 暇なくせに忙しいと無意味にアピールしてみる モリシゲ『本部で話しませんか?』 本部とは、俺たちがよく遊ぶ時に使っている神社である アキユキ『いいよ。じゃあ1時半くらいでいい?』 モリシゲ『わかったよ。じゃあお願いしま~す』 電話が終わると俺は本部に向かう準備を始めた
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