始まり

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自転車で走ること50分、目の前に本部が見えてきた 本部は、名前の響きはいいが、ただの田舎の神社でしかない 夏は虫が多く、冬はとても寒い。なに一ついいところがないのだが、遊ぶ時には自然にここに来てしまう アキユキ「つ、ついた…」 1時30分 急いで来たせいかシャツが汗で濡れている アキユキ「あれ?森重はまだ来てないのかな?」 自転車を本部の隅に置いて待つことにした ……10分 こ、こない…… ……20分 お…遅い…… 暑さのせいか、だんだんイライラしてきた ~♪~♪~♪~♪~ そんな時携帯がなった。電話は森重からだった
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