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「風間さん。
なんかよ、霧が黒いんだがどうする?」
拓也が真剣な眼差しで海斗に言った。
どうする?言われても逆にどうしろと?と思うのだが…
「山火事じゃねぇか?黒い霧とか普通ねぇから!」
海斗があわただしく言うが視界ゼロで只でさえ危ないのに…運転が…
つかどういう発想したら山火事になる?
どう見ても山火事には見えないのだが…
だからといって止まっている訳にもいかない
海斗の言うとおり山火事だとしたら色々と危険だからだ…
再び車を走らせて行く
目の前に何が在るか解らないのでかなり低速で走る
洒落にならない状況
この先一体何が?
とりあえず事故りませんように…
只今脱輪、対向車と衝突する確率120%
危険なボーナスがフィーバー中
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