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「それにしても梶ちゃん遅いな…」
ピンポン~
家のインターホンが鳴る。
「零児、悪い悪い、遅くなってっ…」
ようやく梶ちゃんが来た。相変わらず慌て振りは何年経っても変わらない。
「久しぶりだよなぁこうやって俺達が遊ぶのって」
少し興奮気味の梶ちゃんが言う。
俺と梶ちゃんは小学校の時の大親友だ。自他共に認めるほどの。
しかし親の都合で中学に入る前に梶は引っ越ししてしまった…
正直ショックだった
高校も別々だったので地元にはいないんじゃないかと思っていた。
のだが…
偶然にもデパートのゲームセンターでクレーンゲームをやってるときに出会った。
と言うよりお金も尽きてきたが取れる気配を見せないので帰ろうと後ろに振り向いた時
「あれ?お前梶ちゃんか!?」
「そういうお前は神谷か?」
的なノリで出会った。
なんて狭い世界だ…
久しぶりの再会に涙して今に至ることとなった。
詳しい紹介は後でやることにしよう。
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