12人が本棚に入れています
本棚に追加
ソラ「ん、」
気づくとそこは荒れ果てた大地が無限に広がっていた。
しかし、そんなことを気にするほどの余裕もなかった。
もし最後のあいつがいった言葉が本当だとしたら…
ここでの死は現実の死!?
ロキや柊は!?
ソラ「くそ!どうなってんだ!」
当たりを見回しても無限に広がる大地…
しばらく歩いても無限に広がる大地だけ
ソラ「くそ…歩くのも疲れた」
「ヒャッハハハハハ!!」
ソラはハッと振り返ると金の長髪の男が甲高い声で笑っていた、
ソラ「お前はだれだ!?」
ソラは身構える!
男は長い長髪をかきあげ携帯を取り出しカメラをソラに向ける。
「なんだよ。ランキング外かよ!しかも『ギルド』にも入ってねーのか、お前
さては初心者か!?」
ソラ「だったらどうなんだよ!?てかここはどこだよ!?
これってただのゲームだよな!?」
「あ?ここか?
ここは『レイバルグラウンド』なんもねー砂礫の大地だ。
ただのゲーム!?バカかお前は!?最初の説明聞いてねーのか?」
ゲームで負った傷や痛みは現実になる…
ってことはゲーム内での死は????
「そう!現実の死だぁ!
最高じゃねーか!!パクっても殴っても斬っても刺してもぶっ殺しても罪にならねーんだよ!
まさに楽園だよな!!」
こいつ、狂ってる!
最初のコメントを投稿しよう!