絶望の始まり

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ソラ「ん、」 気づくとそこは荒れ果てた大地が無限に広がっていた。 しかし、そんなことを気にするほどの余裕もなかった。 もし最後のあいつがいった言葉が本当だとしたら… ここでの死は現実の死!? ロキや柊は!? ソラ「くそ!どうなってんだ!」 当たりを見回しても無限に広がる大地… しばらく歩いても無限に広がる大地だけ ソラ「くそ…歩くのも疲れた」 「ヒャッハハハハハ!!」 ソラはハッと振り返ると金の長髪の男が甲高い声で笑っていた、 ソラ「お前はだれだ!?」 ソラは身構える! 男は長い長髪をかきあげ携帯を取り出しカメラをソラに向ける。 「なんだよ。ランキング外かよ!しかも『ギルド』にも入ってねーのか、お前 さては初心者か!?」 ソラ「だったらどうなんだよ!?てかここはどこだよ!? これってただのゲームだよな!?」 「あ?ここか? ここは『レイバルグラウンド』なんもねー砂礫の大地だ。 ただのゲーム!?バカかお前は!?最初の説明聞いてねーのか?」 ゲームで負った傷や痛みは現実になる… ってことはゲーム内での死は???? 「そう!現実の死だぁ! 最高じゃねーか!!パクっても殴っても斬っても刺してもぶっ殺しても罪にならねーんだよ! まさに楽園だよな!!」 こいつ、狂ってる!
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