まぁ誕生日嫌でもはしゃごうじゃないか

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近「やぁ、お妙さんじゃありませんか。奇遇ですね」 お妙が遊園地に行くことを志村家の塀と一体化しながらも聞いていた近藤がいかにも【奇遇ですね】の雰囲気をだしながら言った。 妙「まぁ土方さん、沖田さん。奇遇ですね。男の方お二人だけでどうしたんです?」 近「え?お妙さん?俺もいま『ガッ』グフッ!」 お妙の容赦ない鉄拳が近藤の顔面にヒットする。 妙「あら嫌だわ。こんなところにゴリラがいるわ。動物園と遊園地を間違えたのかしら?」 土「姐さん、近藤さんはゴリラみたいだがゴリラじゃねぇ」 土方と沖田はこの展開に慣れているのか冷静に対応する。 近「え?トシ?それフォローできてないよね?遠回しにトシも俺のことゴリラっていってるよね?」 微かに涙を浮かべる近藤をよそに沖田はお妙に問う。
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