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放課後になり、新と騎士は一年生のクラスに向かった。
「蜜香。」
ちょうど教室から出てきた蜜香に新が声をかけた。
「あっお兄ちゃん。」
「こんにちは。蜜香ちゃん。」
騎士は蜜香にニッコリと微笑みかけた。
「あっこっ…こんにちは。えっと萌花を迎えに来たんですか?」
「うん。それもあるけど、蜜香ちゃんとも帰りたくて来ちゃった。」
騎士は極上のスマイルでさらっとそんなセリフを言った。
「そっそうなんですか。」
蜜香は顔を真っ赤にした。
新も何故か自分までも恥ずかしくなり顔を赤くした。
騎士ってスゲー…。
あんなセリフをさらっと言っちまうとか。
こりゃ蜜香、イチコロだろうなあ。
「あっそうだ!萌花ならもうすぐで戻ってくると思いますよ。」
「なんで、教室にいないんだよ?」
新は疑問に思い、蜜香に聞いた。
「告白の呼び出しだって。」
告白の呼び出し…。
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