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やっぱりモテるのか。
そりゃそうだよな。
あんな可愛いんだから、男が放っておくわけないよな。
新は眉間に皺をよせながらそんなことを考えていた。
「萌花はモテモテだからね。新、頑張らないとな。」
騎士は蜜香に聞こえないように新に言った。
「なっ騎士。」
「新、俺の妹の人気を甘くみちゃダメだよ?」
「いや…まあ…。うん、わかったよ。てか騎士もモテるだろ。」
「俺は好きなコ以外にはそんな愛想良くないから、萌花ほどじゃないよ。」
「マジで?」
「うん。マジで。」
騎士はニコッと笑ってみせた。
うわ。嘘だ。
絶対モテるしな。
「あっ萌花!」
蜜香はこちらに向かって歩いてくる萌花を発見して、声を出した。
蜜香の声を聞いて、新と騎士は萌花のいる方向に向いた。
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