第一章

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蜜香は萌花を連れて席に戻ってしまった。 「俺らも戻ろうぜ、新?」 「あっ…ああ。つか騎士は妹になんか用があったんじゃねぇの?」 「ただ様子見に来ただけだから大丈夫だよ。新の妹の蜜香ちゃんが仲良くしてくれてるみたいだから安心したよ。」 「ああ…そうか。」 新は騎士の言うことに納得して、二人は教室に戻った。 新は授業中、萌花のことを考えていた。 今まで、確かに好きなコとかできたことはあるけど、こんなに一人のことが気になったことはないかもしれねぇな。 萌花ちゃん…………。 スゲー…可愛かったし………。 新は顔を赤くしながら萌花の顔を思い出していた。 お昼休みの時間になり、新は騎士とお昼ご飯を食べることにした。
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