第一章

9/12
前へ
/12ページ
次へ
「なあ、新。」 「ん?」 「蜜香ちゃんって彼氏いんの?」 「蜜香か?いねぇと思うけど…。」 「マジで!?俺さ、蜜香ちゃんに一目惚れしちゃったんだよね。」 …は? 「はあ!?蜜香にか!?」 新は驚いて目を大きく開け、大きい声を出した。 「驚きすぎだよ、新。」 騎士はクスクス笑った。 「いや、だって蜜香だろ?騎士ならもっと他にいい女の子がいるんじゃねぇの?」 「そうか?俺はすごい蜜香ちゃん可愛いって思ったけど。新は自分の妹だからわからないんじゃないの?」 「いや、確かに顔は可愛い部類だろうけど、性格がな…。」 「そういうもんかな?とりあえずさ、協力してくれねぇ?」 「えっああ、いいけど。」
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1015人が本棚に入れています
本棚に追加