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続けて、あるキーワードを言う。
修一「・・小学4年生・・」
茜「!!!」
これで、ピンときたのだろう。茜の顔がみるみる青ざめていく。
そう、あれは茜が小学4年生の頃、俺と茜が近くの公園で遊んでいた時だ。
何気なく、そこらの石をひっくり返して遊んでいた。今、思うとなんでそんな遊びをしていたのか。何が楽しかったのか疑問だが・・まあ、とにかく手当たり次第、石をひっくり返していた。
そんな遊びをしていたら、茜が泣きながら、俺に抱き着いてきた。
どうしたと聞くと、一つのひっくり返った石を指差して、ただ泣いていた。
なんだろうと思い、その石を見ると、そこには大量のだんご虫、それも尋常な量ではない。
だが、その程度なら茜もトラウマになる事はなかったのだろう。ただ、大量のだんご虫を見た位の、嫌な記憶位で終わったのかもしれない。
その大量のだんご虫を見た俺は、だんご虫を拾いあげそれを茜に見せて、追いかけ回すという、鬼畜な事をしてしまった。
泣きながら、ほぼ半狂乱で家に全力疾走で走る茜。
その後ろから、面白がりながら、だんご虫を持って追いかける俺。
当然、家に帰ったら茜が全て家にいた。母さんにチクリ、俺はかなり怒られた。
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