男子校の姫様

第1章

修一「これだけやって目が覚めないという事は・・」

あれから、色々と自分を叩いたり、洗面台に水を張り、顔を突っ込んだりしてみたが、夢から覚める気配がない。

修一「俺が女になった原因があるとすれば・・・・完全に昨日の夢だな。
引いてはあの糞神のせいだな」

少し、冷静になり自分に起きた事を分析しはじめる修一。

しかし・・

修一「家族にはなんて言えばいいんだ」

いきなり、〔女になりました〕と言って信じる人がいるだろうか。

俺だったら、こいつ頭おかしいんじゃないかと思う。

修一「マジで・・困った」

洗面台に手を着き、ガクッとうなだれる修一。