第1章

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修一「さて・・どうするか・・」 ベットの端に座り、頭を抱えて考える。 あまりに突然に自分の身に降り懸かったこの性転換。家族にどうやって説明しよう。最悪不審者扱いされて、警察行きなんて洒落にならない。 頭を上げ、ふと見ると全身を写せる程の鏡が目に入る。この鏡は何故かおふくろが、10歳の誕生日の時にくれた誕生日プレゼントである。 なんでこんなもの誕生日プレゼントでくれたのか今だに謎だ。その当時はいらないと泣きわめいた記憶がある。 鏡の前に立ってみる。よくよく考えると、自分がどんな容姿をしてるのか。テンパりすぎてはっきりと見てない。
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