第1章

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そう、俺が閃いた事は茜の秘密を茜に話す。 ククク・・この秘密は茜の最大のトラウマだ。家族しか知らない秘密。 それを今から、茜に聞かせてやろう。ククク・・ 少し黒いオーラを出しながら、修一は茜に話かける。 修一「茜ちゃん。ちょっと近くに来てくれる?」 最高の笑顔で、茜に話し掛ける修一。その笑顔を見て、何か危険を感じたのか。茜はなかなか近くに来ない。 茜「嫌です。その不気味な笑顔をやめて下さい」 不気味とは失礼な。 まあいい。ならば・・ 修一「なら、いいよ。ここで茜の秘密を、窓開けて大声で叫ぶから」 茜「あなたが私の秘密なんか知ってる訳ないじゃないですか。嘘言っても騙されませんよ」 完全に警戒されてるな。 まあ、仕方ないか。突然知らない他人が、家にいたら警戒するわな。仕方ない。 修一「・・だんご虫・・」 茜「!?」 そう、修一が言ったこのキーワード。茜のトラウマと大いに関係があるのだ。
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