第1章

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それ以来、茜は虫全般が嫌いになりだんご虫という単語を聞くだけで、全身に鳥肌が立つという、心と体に多大なトラウマが植え付けられてしまった。 まあ、半分は俺のせいなんだけどな。 そんな訳で、只今茜はだんご虫というキーワードきいた為、全身に鳥肌立ちまくっている。 さて、とどめを差すか。わが妹に、 修一「また、追い掛けようかなー。だんご虫持って」 おおー。更に鳥肌がすげー事になってる。 茜「いやぁぁぁ・・・・・・な・・なんであなたがそんな事を知ってるんですか!! それは家族しか知らない・・お兄ちゃんがまさか話し・・でもお兄ちゃんが、あの事を話す訳ないし・・」 なんだか、悲鳴をあげた後、パニックになるわが妹。 しかし、まだ疑っているぽいな。仕方ないとっておきの茜の今までの人生の中で、最大の汚点とまで言わしめたあの思い出を思い出して貰おうではないか。 さて、修一いきまーす。 修一「・・プール・・」 茜「!!」 修一「・・小学6年生・・」 これでわかったのだろう。今度は茜の顔が赤くなる。
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