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トモヨサイド(Lv1)
「うわぁ!綺麗!キラキラしてる。」
トモヨはクリスタルでできた町、スーベニアに来ていた。
「二人がいないなぁ。まあいいや、そのうち見つかるよね。」
トモヨはそう言って、情報を集めることにした。
そうしていると、一人の プレイヤーを見つけた。
「こんにちは。」
トモヨが挨拶すると、向こうのプレイヤーも挨拶してきた。頭の上にはスバルと表示されている。
「こんにちは。今始めたばかりなの?」
「はい。そうなんですよ。仲間を待ってるんです。」
と、トモヨが言うと、
「このゲーム、始まる町はいくつかあって、ランダムだからここにこれるとは限らないよ。」
と、スバルが教えてくれた
「えぇ!そうなんですか?じゃあ探しに行かないと。じゃあ行きます。ありがとうごさいました。」
と、トモヨが言うと、スバルが
「待って、君、みたところヒーラーでしょ。これあげるから持って行きなよ。」
そう言ってスバルがヒールロッドという杖を渡してきた。
「これは、ヒールの効果をあげる杖なんだ。便利だよ」
「これは、ヒールの効果をあげる杖なんだ。便利だよ」
「ありがとうございますスバルさん。早速装備しますね。」
そう言ってトモヨは装備した。
「ヒールは最初から覚えているからね。」
スバルが教えてくれた。
「なにからなにまでありがとうございますスバルさん。助かりました。」
「いや、いいんだよ。じゃあ、頑張ってね。」
「はい。さようなら」
「バイバイ。」
そう言ってトモヨはスバルと別れた。
「いい人だなぁスバルさんは。」
そう呟いたトモヨは、気がついていなかった。
ログアウトして皆に居場所を教えるという選択肢を。
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