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カズマサイド(LV1)
「おらぁ!」
カズマはそう叫んで、剣をスライムみたいなモンスターに振り下ろした。
スライムのHPゲージは、3分の1ほど減ったが、倒せてはいない。
スライムが反撃してきた。
「うわっ!」
カズマはその攻撃をまともにくらい、怯んだ。
しかし、カズマのHPはあまり減っていない。
「とどめだ!ダブルスラッシュ!」
カズマはそう叫ぶと、鋭い斬撃を二回くりだした。
スライムはHPがなくなり消え去った。
ピロリーンと音がなった。
「やった。レベルが上がったぞ!」
カズマはそう叫んだ。
ステータス画面を開くと、カズマのレベルが2になっていた。
「よし、一旦町に戻るか。休憩したいし、飯もくわないとな。」
カズマはこの世界にきて、知ったのだが、この世界では時間がたつと空腹になり睡魔も襲ってくる。
長時間の間眠っていないと、動きが鈍くなり、危険なのだ。
カズマは町に着くと、まずレストランに向かった。
レストランでは、注文すると、どんな食べ物でもでてくる。
例えば、現実世界の食べ物、ハンバーガーなどもだせるし、ドラゴンの肉などのゲームならではの食べ物もだせる。
といっても、食べ物をだすのには金がかるので、自分の所持金に見合った食べ物を食べるのが普通だ。
「俺は今日はステーキにしよう。レベルアップ記念だ。」
そういってカズマはステーキを注文した。
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