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次の日の朝、佐倉の家の呼び鈴が鳴った。
佐倉がドアを開けると、
「よお、きたぜ。」
と和馬が来ていた。
「どうぞ。上がって上がって。」
「おう。上がらせてもらうわ。彰吾はまだか？」
「うん。でももうすぐ来るんじゃない？」
「そうだな。そういえば佐倉の家に来るのは久しぶりだな。」
「そうだね。高校に入ってからは二人とも全然こなくなっちゃったからね。」
と、二人が話をしているとピンポーンと呼び鈴が鳴った。
「おっ！彰吾来たんじゃないのか？」
「見てくるね。」
と佐倉が開けると、
「やあ、もう和馬は来てるの？」
「うん。上がって。」
「おじゃまします。」
二人が部屋に戻ってくると和馬が
「よお、彰吾来たか。」
「和馬、すごくくつろいでるね。」
和馬は寝転んでいた。和馬は起き上がると、
「さあ、早速やるか。」
「待って、ちゃんと説明書を読まなきゃ。」
「相変わらずだなぁ。彰吾はきっちりしてるよ。」
と和馬と彰吾が話していると、
「さあ、読むよ。」
と佐倉が言って読み上げていく。
「名前は、インターヘッドギア、頭に装着するタイプだね。装着している間は体に栄養が供給されて長時間プレイしても大丈夫みたいだね。」
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