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カズマサイド(Lv1)
「こりゃすげえなぁ!」
カズマがたどり着いた所は小さな町だった。
「本物みたいだ。空気もうまい、人もそれなりにいるが・・・。プレイヤーがいないな。」
とりあえず情報集めをしようと、カズマは町のキャラクターに話を聞くことにした。
そしてこの町の名前が、
ノーブルという名前であることがわかり、戦闘を教えてくれる訓練所があるということもわかった。
「これぐらい情報が集まれば充分か。しばらく二人を待ってみるか。」
そう言ってカズマは、二人を待つことにした。手持ちを確認した。
手持ちは、傷薬×3と、
錆びた剣、スキルは、
ダブルスラッシュといって二回連続で斬れるスキルだ試しに使ってみたが、勝手に体が動いて鋭い技が出せた。
どうやらスキルは自動で
体が動くらしい。
「便利なものだな。さて、誰も来ないし、ログアウトするか。」
そういってカズマは、町の人に教えてもらったログアウトの動作をやってみた。
ログアウトしますか?
YES NO
というパネルが出現した。
カズマはYESのボタンを押した。
しかし、エラーの文字が出現し、ログアウトできない。
「あれ?おかしいな・・・ログアウトできないな。」
カズマは疑問に思い、繰り返してみたが、やはりログアウトできない。
「まあいいか。明日は休みだし、このままこの世界に居ても大丈夫だろ。」
そう言って、カズマはこの世界に留まることに決めたのだった。
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