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しばらく寝ていたら
運転手のお兄さんに起こされた
「朔音様、朔音様」
『んぅ…ついた…?』
「はい。忘れ物なさらないでくださいね?」
荷物を持ち、車をおりると…
目の前には――……
『(ベタな展開だけど)すごー…綺麗すぎる…男子校なのに…』
「朔音様!
早めに来たのですから…
先に寮に荷物を……」
『あ、うん。ありがと、桑田』
「いえ、行ってらっしゃいませ朔音様。」
俺のお礼に綺麗なお辞儀を返された。
流石桑田…。
気を引き閉めて
デカデカと書かれた"入学式"の看板の横を通り過ぎ…
手元の地図を頼りに寮を探しにむかった。
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