◆ドキドキな入学式◇

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しばらく寝ていたら 運転手のお兄さんに起こされた 「朔音様、朔音様」 『んぅ…ついた…?』 「はい。忘れ物なさらないでくださいね?」 荷物を持ち、車をおりると… 目の前には――…… 『(ベタな展開だけど)すごー…綺麗すぎる…男子校なのに…』 「朔音様! 早めに来たのですから… 先に寮に荷物を……」 『あ、うん。ありがと、桑田』 「いえ、行ってらっしゃいませ朔音様。」 俺のお礼に綺麗なお辞儀を返された。 流石桑田…。 気を引き閉めて デカデカと書かれた"入学式"の看板の横を通り過ぎ… 手元の地図を頼りに寮を探しにむかった。 .
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