プロローグ

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京の都ー。 赤い不気味な月が雲の間から顔を出し、辺りを照らしている。 誰もいない通りを、女が二人赤子を抱えて歩いている。 女の一人は醜い顔をしている。 その女の表情は嬉々としており、赤い月の光に照らされ一層不気味さを増していた。
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