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「そうよ。女の子がタクシーでここまで連れて来て……覚えて無いの?」
頑張って記憶を辿るが、何も思い出せない。
まさか…女の子って…
あいつだ……
ほくろ女だ……
「ああ、そうなんですか?ちょっと覚えてないです」
点滴は終わり、坂本さんはその場を去る。
情けない…
助けたつもりが逆に助けられた。
「情けねえ…」
そうつぶやき韻を踏み出すハヤト
「yo yo yoマジ情けないと自分が思う 張り裂けそうなんだ気持ちがもう its like a pain やってみるかone more again かましてみたいがthis is not the game 後で後悔すんならjust goddamn shit 誰かに先越されちゃマジそれに嫉妬……
退屈…
窮屈…
そうただ感じるハヤトだった。
その頃新宿はとんでもない事になっていた。
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