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「はぁ……分かったよ。 じゃあ、朝飯置いとくからな」
そう言い、扉から離れた。
これで、毎朝恒例のイベントが終了した。
気が進まないがここで自己紹介。
僕は沢城晃。 ごくごく普通の高校2年生だ。
特徴という特徴もなく、平凡な人生を送ってきた。 勿論、これからも送る予定でいる。
そして、あの部屋の住人、沢城冬花は僕の妹である。
部屋にある物からして、オタクである。
しかも、かなりの。
僕のテストの順位は下から数えた方が速いのに、妹はなんと飛び級で僕と同じ高校に通っている。
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