fifteen

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嬉しそうに笑うユノヒョン。 ぼー、と眺めていたら、俺の体はユノヒョンの腕の中へと吸い込まれた。 肩に顔を埋めると、ユノヒョンの香りが鼻孔を擽る。 香水の匂いとユノヒョン独特の匂い。 それらが俺に安心感を与えた。 「もう離さないから」 「うん」 「ずっと俺だけ見てて?」 「ヒョンもね」 密着していた体を少し離し、額をくっつけて笑った。 そして、初めて唇を重ねた。 ずっと、俺だけを見ててね? もうよそ見はしないからさ。 俺にはユノヒョンだけ。 ユノヒョンさえいればそれでいい。 「ユノヒョン」 「ん?」 「Only you are seen for a long time.」 「え?」 ―ずっと君だけを見ているよ Fin
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