ある日の朝

2/3
前へ
/164ページ
次へ
学校まで時間があるので、少し説明しますね。 私はいつも歩いて 学校に通ってます。 入学したばかりのころは 友達という友達は居なくて、 いつも一人で通ってました。 そんな私に2年になってから友達らしい友達が3人できました。 「おーっす!美桜、おはよー」 この[金町弥宵]もその一人。 2年で同じクラスになり、「うわ、超マジメ!おもしれー。」という、弥宵の一言が友達になったキッカケ。男っぽい性格。 「おはよう、弥宵。朝からそのテンション、もう少し静かにしたらどうなの?」 「つまんねーなー。そんなマジメじゃ、息つまっちゃうよー」 学校での私たちは正反対の性格。 いつもこんな感じ。 それから2人が歩いていると 弥宵がある2人を見つけた。 「都麦と小桃じゃん!おーい。」 [浦原都麦]と[龍沢小桃] この2人が3人のうちの2人。 都麦は、おとなしくて、しっかり者。 私と一番気があう子。 小桃は、超天然キャラ。 いつも、弥宵に遊ばれているけど、嫌ではなさそう。 「あ、弥宵ちゃんに美桜ちゃん。おはようございます。」 「おはよう、都麦。小桃も、おはよう…ってあれ?小桃?」
/164ページ

最初のコメントを投稿しよう!

155人が本棚に入れています
本棚に追加