第4話 師範

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(…ワケガワカラナイ) するとその時、師範代から激しい怒声が上がった。 「拓っ!師範のお二人に挨拶せんかぁっっっ!」 一瞬の静寂の後、絶叫がその場を駆け巡る。 ……………………。 「ぅえええぇぇぇ~~~£%#&*@っっっ!」 それは最早、人語を大きく逸脱した雄叫びとなって道場内に木霊した。 「「「やかましいわっ!どアホっっっ!」」」 3人の罵声がシンクロした。 その後何とか俺は正気を取り戻し、不本意ながらも師範のオフタカタにゴアイサツを済ませた。 一言いいかな? 師範てナアニ? それって、食えルノ? (はい、二言になりました…サァーセんっ!)            
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