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「だってよぉー、まさかお前が真由美ちゃんと付き合い始めた次の日にこんな夢見るって……ククク」
おい、いつまで笑っているんだよ?おい。
ん?ちょっと……待てよ?何で知ってるんだ?
僕が真由美さんと付き合ってる事を何で良が知ってるんだ?
真由美さんをチラッと見ると、良の今の発言には僕と同じように『あれ?』って思っているのか、首を傾げていた。
「なぁ……ちょっと良いか?何でお前が僕と……その……真由美さんが付き合ってるって知ってるんだ?」
僕は、小声で良に聞いてみた。
そしたらその質問は真由美さんにも聞こえていたようで、少しほっぺを赤らめて俯いていたのを目の端で確認した。
そして、そんな事を言う僕も多分ほっぺを赤くしていたと思う。
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