第四話 初デート!

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「お前……気持ち悪いくらいキモイぞ?」 たこ焼きをほうばりながら言ってきた。 「お、おぉっと危ない危ない……それよりちょっと待て、キモイって2回も言うなよ」 「事実だから仕方ないだろ?まぁそれより、良かったじゃねぇか公認のカップルになれて」 「おう!それは良かったんだけど、その前のお前の言い方がムカついたからこれ貰うよ!」 僕は箸で良の弁当箱に入っていた、玉子焼きを一つ貰って口に運んだ。 「おい!ふざけんな、返せ!」 「もう無理だよ~。ゴックン。美味かったよ、ご馳走様」 そんなじゃれ合いをしながら、楽しく弁当を食べ終えた。 ━━━…… ━━…… ━……
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